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ゆみこさん:
私、積極的なんです。これだと思ったら、あれこれ考えるよりも体が動いてしまうタイプで… −−大阪に住むゆみこさんは彼が住む遠方の神奈川県まで自ら足を運んだわけですが、「これだ」と背中を押した何かが彼にはあったのですね。条件がピタリと合ったのでしょうか?
ゆみこさん:
いいえ、実は合ったのは条件というより会話です。わざわざ遠くに住む恋人を探す意味もないし、年齢だって私が提示していた条件は28〜34歳でした。だけど彼は41歳です。条件は決して合っていたわけではありませんでした。やはり決め手は『会話が合う』ことに尽きますね −−相性を判断するにあたり、実際に会話に比べてメールでの会話は難しくはないかと思うのですが…。
ゆみこさん
これだけメール社会になっている世の中です。毎日のように使っているわけですから、その中にイヤでも人柄は現れてくるものだと思います よういちさん
メールを見れば、相手が何を考えているのか、うまが合うかどうかはだいたいわかりますね −−メールの中のどういう点で「合う」「合わない」を判断してきましたか?
よういちさん
わかりやすい例で言えば、こちらから切り出した話の内容量の「1」に対して、同じ「1」しか返ってこない人。残念ですが、まず合わないと思ってしまいますね −−なるほど。話題を膨ませる気持ちがない、つまり相手が自分に対して興味がないと判断できるわけですね。
ゆみこさん
興味について言えば、相手が自分の何に興味を持っているかでも相性を見極めることができると思います。私は銀行に勤務しているのですが、同業種の方とメールでのやりとりをしたことがありました。仕事という共通点はあくまできっかけだから私は仕事以外の話に進みたかったのですが、その人は延々と仕事の話題から離れようとせずついには『お勤め先は・・・ですね』と銀行名を当てて見せたのです。私自身に興味があるのか、私の仕事に興味があるのか…。私は、相手の普段の姿、つまり相手自身を知りたいと思っていたのですが… よういちさん
本心を話さず話を逸らす人もすでにすれ違っている感じがしてしまいますね。会話のなかで冗談のひとつも生まれないというのも脈はないなぁと思ってしまいます。そこが彼女は違いましたね ゆみこさん
逆に自分のことばかり話す人も一方通行で接点が生まれにくいですね。かつてメールをやりとりした相手にグラフィックデザイナーの方がいました。その人なんですが、仕事のことや自分の性格のポジティブさなどひたすら書いて送ってきたんです。ご自身のことをお話してくださるのはうれしいのですが、私は金融関係の仕事だから世界の違う私にはわからないことが多く、あまりにも一方的な自分の売り込みは正直いってしんどかったですね…。その点、彼とは心地よいキャッチボールができました よういちさん
特に最初のメールでは、自分のことばかり書かないよう気をつけました。相手のプロフィールで共感した部分や気になった部分を書いた方が、相手に興味があることが伝わりますよね −−おふたりは銀行員とエンジニア。年齢も開きがあり、住んでいる場所も離れています。条件的な壁を越え、会話が「合う」ようになったきっかけは何だったのでしょうか。
![]() ▲温泉旅行中、宿の前にて ゆみこさん
銀行勤務とエンジニアですけど、話を続けていると彼も私も同じ理工学部出身だったことがわかったのです。私は技術系の人に対してはまったく抵抗はありませんでした。むしろ親近感を覚えはじめたのです −−お互いの趣味は共通するものはありましたか?
ゆみこさん
私、ダイビングが趣味なのですが、彼はバイク乗りで… よういちさん
ツーリングの話とかしてもチンプンカンプンだったようです(笑) ゆみこさん
でも彼の場合、わからないことを誠意をもって一生懸命に教えてくれるんです。だから私もどんどん聞いて話が膨らんでいきました。さきほどのグラフィックデザイナーの人とは明らかに違っていましたね よういちさん
鈴鹿で1年に一度開催されるオートバイの8時間耐久レースの話をしたのです。私は毎年観戦に出かけていたのですが ゆみこさん
実は私も、一度だけ行ったことがあったのです。そこで一気に話が盛り上がって。ほんとに話してみないとわからないものです。私たちはいつしか恋愛をテーマに話が弾んでいました。その頃からでしょうか、メールの交換はほぼ毎日になりましたね。彼の話、とても引き込まれるんですよ よういちさん
私のこれまでの“恋愛経験三部構成”が好評だったみたいです。三部のうち最初の“20代”編からはじまるという展開で(笑) ゆみこさん
引き込ませておいて、『このあと続く』みたいに楽しみを引き延ばすんですよ。その話のおもしろさに夢中になりました よういちさん
彼女よりも10年も長く生きているのだから、話題も興味深いものでないといけませんよね。恋愛に限らずあらゆる経験を多く積んできているわけですから当然です。彼女、とにかく私の話をよく聞いてくれるのです。この子熱い、って思いました(笑) −−ふたりの間の条件的な“溝”もかなり埋まってきたと思います。大阪と神奈川間程度の距離などふたりにとったら、もはや遠くはないですね。
よういちさん
実は、最初の頃のメールですでにふたりの間の距離はぐんと縮まっていたのです。彼女の実家の隣町にあるバイク屋さんに、かつてぼくが行ったことがあったのです ゆみこさん
そのことを彼からのメールで知り、驚いた私はすぐに彼に返事を書きました −−物理的な距離は遠くても、お互いが身近に感じられるようになったわけですね。
よういちさん
それで、バイクで行くには寒い時季でしたので『電車で行きたい』なんて話していたのですが ゆみこさん
突然『私、行きます』って よういちさん
男性から会いに行くのが当たり前だと思っていたので、驚きました。最初のメールからわずか3週間。私たちは横浜で待ち合わせをしました。その日、食事をしたのが最初のデートでした −−彼女は積極的というお話しがありましたが、3週間という短期間で会うことに不安はありませんでしたか?
ゆみこさん
メールの関係だけにそのままにしておくとどうでもよくなってしまうものです。盛り上がって、盛り下がっていくみたいなよくあるパターンですよね。私たちはすでにメールで通じ合っていると確信していたわけですから、正直はやく会うことに不安はありませんでした よういちさん
とはいっても意を決して会いに来てくれたわけです。そのエネルギーに私はひかれました。彼女、それまでのメールでは私のことを聞くだけであまり自分のことを話さなかった。会ったらあれもこれも聞いてみようと思っていましたが、彼女は何も隠すことなく、私を目の前にして自らたくさん話してくれました。私の話に対しても目をキラキラさせて聞いていたのが印象的でした ゆみこさん
私は早く彼の普段の姿を一番見たかったし、知りたかった。メールで抱いていたイメージとぴたりと合いましたね。それまでメールだけでは彼のわからない面も確かにありましたが、実際に会ってわかりました よういちさん
やはりフェーストゥフェース(顔を合わせて対面すること)は大事。メールでは聞けないことも、聞けますから ゆみこさん
最初に会ってから約1ヶ月間。ほぼ毎週のように私は彼をたずねて、すでに4回もデートをしているんですよ −−急接近しているようですね。これからさらに接近するような展開はありますか?
よういちさん
当面は何か特別なことをしようとは思っていません。こうして会ったりいっしょに出かける中で、ちょっとしたことからでもお互いの自然な姿や物事のとらえ方を見ていこうと思っているのです −−それは結婚を将来に見据えているということですか?
よういちさん
正直、まだ判断できる時期ではないですね。結婚となるとぼくにとっては『相手の女性が生活感があるかどうか』が重要になってきます。たとえば結婚に際して相手の経済力は大切な条件ですが、それに向けて努力や頑張りを重要視する人かどうかということ。ありきたりですが料理ができるということも大切です。お互いのまだ見えていないところを見ていかないと行き着くことはできないと思っています。まだ会って3ヶ月。一生のことを決めるには短いと思うので、少しずつ時間をかけて、お互いを理解できたらと思います」 (数ヶ月前に取材させていただいた際のコメントです。その後、6月に婚約され、10月にはご結婚予定とのことです。おめでとうございます!) −−ダイビングが趣味の彼女は夏の海を連想させるようにホット、対して風のように走るバイク乗りらしく彼はクールですね。
よういちさん
私は将来、海外勤務の可能性もあります。いっしょに付いてきてくれる人を決めるわけですから慎重になるのも普通だと思います。それだけ、ふたりの関係は真剣に考えています。それから本当は英語ができる相手がよかったのですが(笑) ゆみこさん
たまたまなのですが、私フランス語を勉強しているんです。そのことを話したら、彼が半年から1年くらいの間、仕事でフランスに行くことになるかもしれないって。お供できたら、私役に立つかもって! −−会話を経てたくさんの接点を見いだしてきたふたりですが、それらは偶然というより運命的なつながりを感じてしまうほどです。
よういちさん
これからバイクで彼女の地元に会いに行こうと思っています。このまま波に乗ればいつかは結ばれるということもあるかもしれませんが、ふたりの関係はこれから温めていこうと思っています。 −−クールな彼からはじめてのホットな言葉ですね!match.comからの提案ですが、南の島でいっしょにダイビングをしたり、バイクでタンデム走行したりしてみてはいかがでしょうか。ホットとクールは、とてもいい温度で混ざり「合う」ことになるかもしれません。
■ふたりがススメるmatch.com利用術
ゆみこさん
第一印象が大切ですね。つまりメールでいえば最初のメッセージ。数行の中に、素直でまじめで飾らない思いを込めるのがいいと思います。飾ってもいずれどこかで本性が出てしまうのだから よういちさん
ぼくの場合は、自分の人生観をそのまま話しただけですね ゆみこさん
それでいいと思うんです。プロフィールにしても『自分を見てもらう』ことに工夫するべきだと思います。「『あれもできる、これもできる』と伝えるのではなく、写真も含めて自分の人物像をどれだけわかってもらえるかがポイント。背伸びしてもバレるもの。素の自分を見せなくちゃと思いました よういちさん
メールとはいえ、リアルな関係であることに変わりはない。顔が見えないと思うと、ともすると薄っぺらなコミュニケーションになってしまいそうですが、それはよくないことだと思います。『会う』ことを前提にメールを書くことが大切だと思います ゆみこさん
私もそう思います。それからメールはあまり間を空けないようにしました |