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−−match.comに入会しようと思った理由を聞かせてください。
MSNのメッセンジャーでそういうサイトがあるというのを知って興味を持ったのがきっかけです。
でも、出会いを求めてとか、そういった理由ではなく、実はその当時台湾にとても興味があったんです。ここで誰かと友だちになって台湾について教えてもらったらいいだろうなと考えたのが始まりです。 −−match.comの最初の印象はいかがでしたか。
やっぱりちょっと最初はどうかなという気持ちもあったんですが、有料のシステムで、顔写真もちゃんと載せている人が多いので安心しました。みんなマジメに出会いとか恋人とかを探しているんだなって思いました。
−−現在ご婚約されているとお聞きしましたが、彼女とめぐり逢った経緯を教えてください。
はい、最初はもちろん結婚する相手にめぐり逢うとは、まさか思っていなかったですから。純粋に台湾に興味があってそういう条件に合う相手を探していたんです。まぁせっかく知り合うんだから、かわいい女性の方がいいなというのもありましたけど(笑)。
−−外国の方とお付き合いしたいという方は、match.comにも沢山いらっしゃると思うんですが、コミュニケーションの手段が難しいと良くお聞きします。上平さんは、どのようにしていたのですか。
そうですね。やっぱり僕らの場合も、彼女は日本語はちょっとできるけど、メールで使えるほどではない。だから僕も得意じゃないですけど、彼女が英語ができるというので英語でメールのやりとりをしました。でも実は僕は最初のうちは、英語の翻訳ソフトを使ってたんです。入力した文章を単純に自動翻訳してくれるやつ。それを使って、彼女が英語で書いてきたメールを翻訳して読んで、今度は自分が書いた日本語を英語に翻訳して送って会話していたので大変でした。
−−なるほど、でも翻訳ソフトの変換って、時々それはないだろうというような訳文を作ったりするって聞きますが。大丈夫でしたか。
そうですね、変な翻訳に自動でなっちゃうこともありますね。これはメールのやりとりを始めて、付き合おうみたいになってからの話なんですけど、「はなす」っていう言葉で、別れる意味の「はなす(離す)」と、トークの「はなす(話す)」を翻訳ソフトが訳し間違えて(笑)。彼女がそれでショックを受けたみたいで。ちょっとしてから気が付いて、フォローするのに大変でした(笑)。
−−彼女と出会って、付き合おうと思った決め手は何だったのでしょうか。
もちろん写真を見て、ルックスも第一印象が良かったんですが、台湾女性らしい性格にもひかれました。台湾の女性って日本人よりもストレートに気持ちを表現すると思うんです。やきもちも妬くし、駆け引きとかしない、まっすぐなところがいいと思いました。それと、これまでの恋愛の話とか価値観、境遇がふたりともよく似てたんです。
今ふりかえってみると、ふたりとも母国語ではないというハンディが、逆にお互い短い期間で深く知り合えるメリットになったのだと思います。母国語で話すように飾り立てた表現でなく、直球のやりとりをしなければならなかったことで、逆に何でも正直に話ができて、急速にお互いを理解できた気がします。なので、「メールをはじめて1ヶ月で、まだ実際に会っていないうちに結婚を決める」ということは、普通そうないことだと思いますが、ふたりにとってはとても自然でした。 −−彼女は上平さんのどんなところに魅力を感じたと言ってましたか。
彼女も日本の文化にもともと興味があったと言ってました。日本独自のイベント、たとえば春の花見、夏は浴衣着て花火見たりとか。あと日本人は優しくて、挨拶やお礼など礼儀正しいイメージがあったみたいです。子供ができたら、日本で育てて、日本の心を学ばせたいと言ってますし。僕に対しても、優しいところがいいと言ってくれます。
−−はじめて会ったときは、どこでどんなシチュエーションだったんですか。
はじめて会ったのはタイペイの空港だったんですけど、ドキドキしてました。正直、もしもいなかったらどうしようとか、海外旅行に行った経験も少ないので色々な不安がありました。でも彼女が現れて、すぐ手をつないでくれたんです。彼女もその時手がふるえてましたね。お互いとても緊張していたんだと思います。
−−彼女が住んでいる台中ではどんな思い出がありましたか。
実はちょっとおどろきなんですけど、初めて台湾に到着した次の日に、彼女の両親に会ったんです。そしたらすぐに結婚の話が出まして。こっちは観光気分で行っているので、親に会うとは思ってなかったんですよ。着いた翌日彼女の車に乗って、「どこ行くの?」って聞いたら、「実家に行く」と言われて、「えー!」ってビックリして。行ったらもう向こうはすごい歓迎気分なんですよ。お父さんとお母さんも本で日本語を覚えてたらしく、いきなり「好きか?結婚するか?」と聞いてきて。「結婚したら仕事はどうするんだ?」とか色々質問攻めにあって。その日は結局泊めてもらって、予想外の展開になりました(笑)。
−−それはビックリですね!いきなり「結婚するか」と聞かれて上平さんは何ておっしゃったんですか。
横を見ると彼女が「うんうん」とうなずいているから、僕も「はいはい」と言って(笑)。でもマジメな話、その日に実際に会うまでに、メールや会話をずっとしてたので、結婚したいねみたいなことはふたりとも何となく確認し合っていたんです。後日談なのですが、台湾では真剣にお付き合いする相手とは、お付き合いを始めるときから結婚前提であるのが普通だと聞いて、ご両親の質問は普通だったんだなと思いました。
−−メールや電話のやりとりだけで、上平さんが彼女と結婚したいという気持ちにまでなったのは、どういう理由だったんでしょうか。
−−上平さんが客観的に見て、これまでふたりがお互いの気持ちを育んで、結婚という一つの区切りまで順調に進んでいることの成功の秘訣はありますか。
今ふりかえってみると、はじまりがインターネット上の恋愛だったのが逆に良かったとも思います。人によると思うけど、パソコンを使って話をするので、本音が出やすいんじゃないかな。友だちの紹介やコンパだと、後で性格の見えなかった部分が出てきて長続きしないことも多いですよね。
−−最後にこれからmatch.comを始めようと思っている方々にメッセージをお願いします。
僕のモットーは「人生1回きりなので後悔しない人生にしたい」です。後悔したくないと思い、今のふたりがあるのだと思います。だから皆さんも、自分の価値観を大切にしてほしいですね。無理に他の人のペースや方法に合わせる必要なんてないですから。勇気がある人も、なかなか勇気がでない人もいると思いますが、自分らしくやった方が後悔しない、いい恋愛ができると思います。
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